術後感染(細菌感染)

    横浜の親知らず抜歯専門外来、関内馬車道デンタルオフィスで術後感染(細菌感染)治療

    親知らずの抜歯の術後リスクにおいて、最も多くみられるのが術後感染(細菌感染)です。
    抜歯後の術後感染は、親知らずの抜歯手術後に細菌が患部に侵入し、感染が起こってしまう状況を指します。

    親知らずの抜歯に限らず、口腔外科手術は歯茎や口腔組織に傷をつけるため、これによって細菌が侵入しやすくなります。

    通常はその人の持つ免疫力により細菌の侵入や繁殖を防ぐことが出来ますが、免疫力が低下している状態では最近の侵入を防ぐことが出来ずに、細菌が傷口から血液中に侵入して体内に回ってしまう「敗血症」を引き起こす可能性もあります。

    当院では、抜歯後の術後感染(細菌感染)を防ぐために、抗生物質の処方をしております。

     

    術後感染(細菌感染)の症状

    抜歯後の術後感染の症状は、抜歯後の傷口から細菌が侵入し感染が起きる際に現れる兆候や症状です。
    感染症状は個人差があり、軽度な場合から重症な場合までさまざまですが、主に下記のような症状が表れます。

     

    痛み

    抜歯後に痛みが生じることは一般的ですが、細菌感染が引き起こされた場合、痛みが通常よりも強くなることがあります。
    また、感染が進行すると痛みが徐々に増していくため、抜歯後に痛みが強くなっている場合は術後の細菌感染が疑われます。

     

    腫れ

    抜歯後の腫れは一般的ですが、感染がある場合、腫れが異常に大きくなることがあります。
    腫れが手術部位の周囲に広がり、触れると痛みを伴うことがあります。

     

    発熱

    抜歯後に発熱がある場合、感染の兆候として考えられます。
    高熱が出ている場合や発熱が持続する場合は、なるべく早めに担当医に相談するようにしましょう。

     

    膿や悪臭が出る

    細菌感染が進行すると、傷口から黄色や緑色の膿が出てくることがあります。
    また悪臭がすることがあり、これは細菌感染が進行しているサインとして受け取れます。

     

    術後感染(細菌感染)を防ぐために

    抗生物質の服用

    横浜の親知らず抜歯専門外来、関内馬車道デンタルオフィスの術後感染(細菌感染)治療

    術後感染(細菌感染)を予防するためには、抗生物質の服用が有効です。
    抗生物質には痛みの緩和や治癒の促進効果はなく、あくまで口腔内での術後感染を防ぐためのものです。
    抗生物質を服用していただくことで、抜歯した部分が化膿したり、腫れたりするといった症状の改善も促すことが出来ます。

     

    免疫力の向上

    横浜の親知らず抜歯専門外来、関内馬車道デンタルオフィスの術後感染(細菌感染)治療

    術後感染は免疫力が低下している状態の時に起きやすくなります。
    免疫力の低下は、疲労や過労、睡眠不足、ストレスのほかにも、糖尿病や膠原病などの全身疾患をお持ちの方、免疫抑制剤や副腎皮質ステロイドホルモン投与などでも引き起こされます。
    特に抜歯手術前日にはしっかりと睡眠と食事をとり、なるべく万全の体調で臨むようにしましょう。

     

    術後感染(細菌感染)が起こった場合の治療法

    横浜の親知らず抜歯専門外来、関内馬車道デンタルオフィスの術後感染(細菌感染)治療

    親知らずの抜歯後に細菌感染が起こってしまった場合、感染の広がりを抑えるための処置が必要になります。
    具体的には、感染部の洗浄と抗生物質の処方が主な治療になります。

    まずは細菌感染が起きている部分を清潔にするため、洗浄液でしっかりと清掃し、感染部位の細菌や膿を取り除きます。
    その後、感染の進行を抑えるために抗生物質(抗菌薬)を歯に詰めます。

    抗生物質(抗菌薬)は、ガーゼなどに薬をしみこませたものや、軟膏などを使用しますが、ガーゼなどを用いた場合は清潔を保つためにガーゼ交換が必要であり、3~4日おきに通院して頂く必要があります。

     

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